U-23日本代表は、パリオリンピックのアジア最終予選を兼ねたU23アジアカップで決勝進出を果たし、五輪出場を確定させた。

ただ、グループステージ初戦ではDF西尾隆矢が前半のうちに一発退場となり、いきなり数的不利の戦いを余儀なくされた。

その中国戦に1-0で勝利すると、UAEにも2-0で勝利。韓国には0-1で敗れたが、決勝トーナメントではカタールとイラクを撃破した。

元日本代表DF槙野智章は、西尾の退場でチームは団結力が増した、チームが固まって行ったと感じているようだ。テレビ朝日の『日本サッカーアフタートーク』で、そう述べていた。

槙野によれば、西尾は退場処分で3試合出場停止なった後にゴミ出しをしたり、すね当てを磨くなど裏方としてチームを支えていたそう。また、チームが勝った際にはありがとうと感謝も口にしており、チームメイトたちも「西尾のために」という思いがあったとか。

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その西尾は準決勝イラク戦の終盤に途中投入された。槙野によると、西尾はコンディションを整えていたそうで、決勝戦のキーマンにもなりえるとのこと。

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