パリオリンピックのアジア最終予選も兼ねたU23アジアカップが閉幕した。

今大会で4強に勝ち進んだのは、日本、ウズベキスタン、イラク、インドネシア。中国は日本と同組となったグループステージで1勝2敗の3位となり、決勝トーナメントに進めずに敗退している。また、中国フル代表も今年のアジアカップで1得点も奪えずにグループステージ敗退に終わった。

『ZAKER』によれば、中国国内ではこのままならワールドカップ出場は厳しいという危機感があるようだ。シュー・ツーシン記者がWeiboにこのような持論を綴っていたという。

「(日本に0-1で負けた)決勝戦でウズベキスタンは本当に不運だった。しかし、2位という結果は多くのアジア諸国をうらやませるのに十分だ。

U-23中国代表はこの大会でグループステージを突破したことすらない。今回も9位。 ここ数年のウズベキスタンユース代表の成績を見れば、ワールドカップ出場は時間の問題だろう。

いまや中国ユース代表は相手のテールライトさえ見えない。ウズベキスタンは昨年のU20アジアカップでも優勝していることを忘れてはいけない。そのグループが2年後のU23アジアカップでプレーするとき、依然として有力な優勝候補になる。現在、ウズベキスタンには欧州5大リーグでプレーする選手が2名いる。

ワールドカップは今や拡大した。私は悲観的に考えているが、中国代表にもっと帰化選手が増えなければ、その枠はウズベキスタンなどのチームに“提供”される可能性が高いだろう」

中国は2013年から始まったU23アジアカップでグループステージを突破したことが一度もない(前回大会は不参加)。

一方、オリンピック初出場を決めたウズベキスタンは、2018年U23アジアカップや2023年U20アジアカップで優勝するなどユース年代が力をつけてきた。

2026年のFIFAワールドカップカップではアジア枠が4.5から8.5に増えるが、若手育成がうまくいっていない中国は帰化選手に頼るしかないという危機感があるようだ。

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その中国は2026年ワールドカップアジア二次予選でグループCの2位につけているが、残り2試合でタイと韓国と対戦する。一方、ウズベキスタンはグループEでイランとともに三次予選進出をすでに決めている。

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