イタリア1部フォレンティーナとキットサプライヤーのKappaは16日、2024-25新ホームユニフォームを発表した。17日の今季(2023-24)ホーム最終戦から着用を開始している。

Fiorentina 2024-25 Kappa Home

フィオレンティーナ 2024-25 Kappa ホーム ユニフォーム

24-25新ホームユニフォームは、シンプルなヴィオラ(パープル)デザインを採用。23-24モデルはユリの花の美グラフィックが好評だったが、今回のシンプルなデザインも色の鮮やかさが際立つ美しさだ。

クラブの説明によると、今回のデザインは“最もクラシックで象徴的なユニフォーム”からインスピレーションを得たという。具体的なシーズンは不明だが、パープルの色味と大きな襟を付けたユニフォームとなると1960年代のキットが最も近い。

シーズンによって襟付きやラウンドネックなどスタイルは異なるが、60年代のフィオレンティーナはシンプルなヴィオラ一色のユニフォームを着てセリエAやコッパ・イタリア、UEFAカップウィナーズカップといったタイトルを獲得している。同時代はまさに全盛期で、“象徴的”という条件にも合致する。

襟の細かな織りデザインも非常に綺麗で印象的。首元の内側には23-24モデルから引き続き、中央の赤いユリを挟むように両脇に6個ずつ、合計13個のユリを配置する。

中央の赤いユリは、2018年3月4日に遠征先のホテルで急死したフィオレンティーナ“永遠のキャプテン”、ダヴィデ・アストーリに捧げたもの。13はアストーリの背番号だった。また、その両脇12個のユリは12人目(=サポーター)を意味する。

この新ホームユニフォームは、17日にホームで行われたセリエA第37節ナポリ戦から着用を開始。試合は2-2の引き分けに終わり、23-24シーズンのホーム最終戦にして新ユニのデビュー戦を勝利で飾ることはできなかった。

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