30日に日本サッカー協会は記者会見を開き、来月(6月7日と11日)行なわれるアメリカ遠征に臨むメンバー25名を発表した。

オリンピックまであと1ヶ月あまりという状況で迎える試合だけに、ここで呼ばれていないメンバーはパリ五輪に向けて選考外になったのだろうか?U-23日本代表監督を務める大岩剛氏は、今回の選考基準について以下のように答えていた。

「現在の選手がいいコンディションでいること、IW(インターナショナルマッチウィーク)という我々が唯一選手を招集できる期間で可能な選手を呼ばせてもらいました。

大前提として『オリンピックに向かう活動』ですので、それに向けての準備も当然やっていきます。

ただ、今回来ている選手たちがオリンピックに招集できるかどうかという点に関しては、国内組も含め、そしてコンディションの面も含めて、まだまだ先があります。それを踏まえたうえで活動を続けていきたいです。

25人という人数については、これがオリンピックに向けた最後の活動なので、ここでしっかりとチーム力を上げるため、競争力を今以上にするために、この数でお願いしました」

10代で「五輪の日本代表チームに飛び級招集された」8名の選手

今回はあくまでオリンピックに向けた活動の一つであるため、まだこれが五輪に向けた確定のメンバーではなく、他から選ばれる可能性もあるという。

今回は木村誠二や山田楓喜などU23アジアカップで活躍した選手も外れているため、招集されなかったメンバーもチャンスがなくなったわけではないようだ。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名