ミズノは1日、ミズノフットボールのシンボル的存在である「モレリア」のコンセプトを継承し、さらにクッション性を追求するためにフットサルシューズで初めてMIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)をトップモデルに採用した「モレリア サラ」シリーズを発表した。

Mizuno Morelia Sala

「モレリア サラ」シリーズは、「モレリア」シリーズのコンセプトを継承しつつ、フットサルに必要なクッション性やグリップ性を追求した新作。実に8年ぶりとなるフットサルシューズ「モレリア」のNEWモデルとなる。

「モレリア」シリーズは、“軽量・柔軟・素足感覚”をコンセプトに1985年に発売したミズノフットボールシューズの基幹モデルで、1986年6月1日に「モレリア」が世界大会のピッチに初めて立った日を記念し、6月1日を「モレリアの日」と制定している。

そんな「モレリアの日」に新たに発表された、「モレリア」の新世代フットサルシューズ「モレリア サラ」シリーズ。

今作では、プレーヤーの声を反映し、ミッドソールを前足部まで搭載したフルレングス仕様にすることで、前作モデルの素足感覚を維持しながらもクッション性を追求。

トップモデルの『モレリア サラ β JAPAN』と『モレリア サラ JAPAN』には、クッション性と反発性を兼ね備えたミズノ独自の高反発素材、MIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)をフットサルシューズで初めて採用し、さらなるクッション性を追求している。

「モレリア サラ」シリーズは、プレーする場所やアッパー素材、着用時のフィット感やホールド感など、プレーヤーの好みに合わせたラインナップを展開。

主に室内で使用するINモデルは、最も力のかかる母指球部に高密度のラバー意匠を配置し、360度全方向に対するグリップ力を追求。主に人工芝や屋外で使用するTFモデルは、スクリュー型の意匠と、外側の楕円形の意匠によりグリップ力を追求した。

以下はリリースより、各モデルの特徴。

クッション性と反発性を追求したシリーズトップモデル『モレリア サラ β JAPAN』、『モレリア サラ JAPAN』

アッパー前足部は、足なじみの良い非常に柔らかい天然皮革を採用することで、ミズノ独自のフィッティングと素足感覚を追求しています。また、踵部分に「MIZUNO ENERZY(ミズノ エナジー)」を採用することでクッション性と反発性を追求し、INモデルには通常のラバーよりもグリップ性と耐久性の高い「XG(エックスジー)ラバー」を採用しています。

軽量・柔軟・素足感覚を追求した天然皮革モデル『モレリア サラ ELITE』

『モレリア サラ JAPAN』と同様に、アッパー前足部には足なじみの良い柔らかい天然皮革を、中足部には柔らかく適度なホールド感を追求したソフト人工皮革を採用し、フットサル特有のクイックとストップの動作をサポートします。ミッドソールには、軽量性に優れたミズノ独自開発のミッドソール素材「U4ic(ユーフォリック)」を採用しています。

耐久性とフィット感を追求した人工皮革モデル『モレリア サラ PRO』

アッパー前足部は、足なじみの良いマイクロファイバー人工皮革を、中足部には適度なホールド感を追求したソフト人工皮革を採用し、耐久性とホールド感を追求しています。ミッドソールは『モレリア サラ ELITE』と同様に、軽量性に優れたミズノ独自開発のミッドソール素材「U4ic」を採用しています。

先日行われたメディア向けの試履会で早速履いてみたところ、『モレリア IN』の進化版であることはしっかりと確認できた『モレリア サラ』。

ミッドソールが前足部まで搭載されたフルレングス仕様になったことで、やはり足裏の感覚は少し変わっている。ただ、前足部のミッドソールは3mmの厚さにとどめており、クッション性との両立を実現した格好だ。

『モレリア IN』のダイレクトなボールタッチ感が好きだったという人もいるはずだが、新作もこだわり抜いた仕上がりになっているので、ぜひショップで実際に手に取って確かめてみてほしい。

『モレリア サラ β JAPAN』のかかと部はこんな感じ。

こちらは『モレリア TF』(左)と『モレリア サラ β JAPAN TF』(右)のアウトソールの比較。スタッドの形状は大きく変わった。

海外メーカーで広がるカンガルーレザー廃止の動き…ミズノのスパイク『モレリア』の開発者にそのことを聞いてみた

ミズノの最強フットサルシューズ「モレリア サラ」シリーズは、6月14日(金)にミズノ取扱店やミズノ公式オンラインにて発売される。

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)