史上初となる6大会目のEUROを戦っている39歳のポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウド。同僚である41歳のDFペペは史上最年長出場記録を樹立した。
かつて2人とともにポルトガル代表でプレーしたマニシェは、『AS』のインタビューでこう話していた。
「(経験といえば、かつてのチームメイトであるペペとクリスティアーノがまだ代表にいますね)
感動的だよ。彼らはハイパープロフェッショナルなやり方で自分自身をケアしている。プロフェッショナルとして尊敬されるからこそ、ここまでこれたのだろう。休息、仕事、食事…。彼らは若手のお手本だ。
(彼らと一緒にプレーしたときのことを覚えている?)
そうだね。驚きはない。彼らのメンタリティは変わらない。常に日々向上するメンタリティを持っていた。
(クリスティアーノは今季サウジアラビアで35ゴールを決めたが、EUROではまだ得点がない)
彼は得点することだけに集中している。それが彼のチャレンジ。彼はチームのためにより組織的な仕事をしており、難易度がより高くなったのも事実だ。それは代表チームにとって大きな助けになる。中東では違うんだ。彼はEUROで確実にゴールを決めるだろう。ゴールは決めようと思っても決まらないし、何も考えなければ決まるものさ。
(ポルトガル人にメッシかロナウドかは聞かない方がいい?)
(笑)。彼らのことを尊敬しているし、彼らのような選手は他にいない。でも、アルゼンチン人がメッシを選ぶのと同じように我々ポルトガル人はクリスティアーノを選ぶ。あんな同胞がいることを誇りに思う。彼は違いを生み出し、すべての記録を塗り替える」
ロナウドとペペの大ベテラン2人を超プロフェッショナルと絶賛していた。
そのうえで、ロナウドはゴールだけに注力しているが、チームとしての仕事もこなしているために難易度が増していると感じているようだ。