EURO2024で準々決勝進出を決めたイングランド代表。2-1で逆転勝利したスロバキアとの決勝トーナメント1回戦は劇的な展開だった。
ただ、グループステージの戦いぶりは低調で、0-0となったスロベニアとのGS最終節もつまらない試合と批判された。そのスロベニア戦のスタンドで寝ていた男性は、英全国紙の一面を飾るなど話題になった。
ただ、『BBC』によれば、その男性は寝ていたのは試合中ではないと説明したそう。彼は32歳のフレディ・ハーンさん。
自宅には1歳の息子がいるためにうたた寝をする機会がなく、太陽の下でビールを数杯飲んだ後に寝落ちしてしまったそう。
フラッグを掲げるために友人たちとともにキックオフの3時間前にスタジアムに到着しており、「うたた寝していたのは、試合開始の2時間半前」、「家には1歳の息子がいる」、「出来る限り平穏と静寂を得たい」と話していたとのこと。話題の写真が撮影されたのは試合前で、まだ周りには空席がある状態だったとか。
そんなハーンさんはイングランド代表のギャレス・サウスゲイト監督(53歳)と同じ学校に通っていたそうで、「彼(サウスゲイト監督)のことをちょっと退屈だと感じるファンたちに共感するところもある。でも、地元の人間として彼を応援しているし、少し同情もしている」と語っていたとのこと。