昨季限りで現役を引退した元日本代表長谷部誠。

フランクフルトのユースチームで指導者業をスタートさせる40歳のレジェンドは、『ABEMA』で放送されたEURO2024決勝の解説を務めた。

その放送で長谷部は急遽代役GKを務めた際の秘話も明かしていた。

2011年、ヴォルフスブルクに所属していた長谷部は、ホッフェンハイム戦で味方GKが後半36分に一発退場になった後、急造GKとしてゴールマウスに立った。

圧巻のロングフィードを見せる場面もあったが、あのロベルト・フィルミーノにゴールを奪われて失点…。1-3で敗れた試合後に長谷部はGKコーチからあることを言われたそう。

「あの…無理だよ、無理無理(笑)試合後、GKコーチにあそこは倒れちゃダメだって言われた…やったことないから(笑)」

GKとしての対応ができていなかったと指摘されたとか。ただ、GK経験がないため、さすがに無理だと感じたようだ。

長谷部も!GK素人なのに「緊急GK」になった有名選手10人

なお、当時ヴォルフスブルクを率いてたのは、鬼軍曹として知られたフェリックス・マガト監督。現地メディアによると指揮官は「私は長谷部を推した。あの日本人は非常に規律正しく、どんなポジションでもプレーできる」と試合後に話していたとか。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」