昨季限りで現役を引退した元日本代表長谷部誠。
フランクフルトのユースチームで指導者業をスタートさせる40歳のレジェンドは、『ABEMA』で放送されたEURO2024決勝の解説を務めた。
その放送で長谷部は急遽代役GKを務めた際の秘話も明かしていた。
2011年、ヴォルフスブルクに所属していた長谷部は、ホッフェンハイム戦で味方GKが後半36分に一発退場になった後、急造GKとしてゴールマウスに立った。
究極の万能選手 💪
11年前の今日、#長谷部誠 が味方の退場でゴールキーパーに!🧤#ブンデスリーガ pic.twitter.com/QVBdbNT7fh
— ブンデスリーガ 日本語版 (@Bundesliga_JP) September 17, 2022
圧巻のロングフィードを見せる場面もあったが、あのロベルト・フィルミーノにゴールを奪われて失点…。1-3で敗れた試合後に長谷部はGKコーチからあることを言われたそう。
「あの…無理だよ、無理無理(笑)試合後、GKコーチにあそこは倒れちゃダメだって言われた…やったことないから(笑)」
GKとしての対応ができていなかったと指摘されたとか。ただ、GK経験がないため、さすがに無理だと感じたようだ。
なお、当時ヴォルフスブルクを率いてたのは、鬼軍曹として知られたフェリックス・マガト監督。現地メディアによると指揮官は「私は長谷部を推した。あの日本人は非常に規律正しく、どんなポジションでもプレーできる」と試合後に話していたとか。