16日より、株式会社サンワードは、サンワードの人気オリジナルキャラクターを決める「うろおぼえキャラクター総選挙」を実施している。

総選挙には平成生まれ男児御用達?の「家庭科のドラゴン」や駄菓子屋さんでお馴染みの「リトルボブドッグ」、「スキップバニー」とサンワード社を代表する3キャラクターがエントリーしている。

アカウントをフォロー&投票頂いた方の中から抽選で7月より新発売となるキャラクター関連商品を10名様にプレゼントされるという。

この中でも注目は「家庭科のドラゴン」こと「ドラゴンシリーズ」だ。

「家庭科のドラゴン」は2001年にデビュー。「LOURD LEGER(ルールレジェ)」として家庭科の裁縫セットだけでなくエプロンなども展開された。


小学校の男子に「ドラゴンモチーフ」のアイテムは大人気となり、これまでに何十種類ものドラゴンがリリースされてきたという。

だが、時代は変わってしまった。今でもシリーズ展開を継続する人気を維持しつつも「うろおぼえキャラクター総選挙」にも出場する懐かしのキャラクターになった。

確かに裁縫セットを調べるとUMBROやFILA、MIZUNOといったサッカーでおなじみのブランドたちが並ぶ。

今時小学生はどんな裁縫セットを選ぶのか、小学生世代の子供を持つ父親である友達たちにヒヤリング調査をすると「(男の子は)サッカーでも知られている有名スポーツブランド」が多いという。

『Yahoo!ショッピング』で試しに裁縫セットを検索すると(小学生以外も含めたすべてのランキングであっても)8位はadidas、36位にMIZUNOとスポーツブランドの躍進が目立つ。ドラゴンは100位圏内にはいなかった…。

「なんでドラゴンにしないのか?」とたずねてみた。

サッカー好きからは「自分自身が通ったイタリアやフランス、日韓ワールドカップの時の名選手が履いていたスパイクのイメージ」「ガンバ大阪の遠藤保仁に憧れていたから、ガンバカラーにも近かったUMBROを買わせた」というならではの感性もあったが、「今の子供たち、動画を見て勉強するなど心身ともに大人になるのも早い。ドラゴンでは長く使えない。もう1回出費をするのを避けたい」という父親らしい判断もあった。

筆者は未だにドラゴンが好きでヘヴィメタルでもドラゴンのキーワードが出ると惹かれてしまうタチだ。サッカーとドラゴンの2択。好きなものの二択はとても難しい選択だが、ここではドラゴンの復権を祈りたい。

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