イングランド・プレミアリーグのチェルシーは、「アトレティコ・マドリーからポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを獲得した」と公式発表した。
契約期間は2031年夏までの7年間となっており、移籍金についてはおそらく3600万ポンド(およそ67.7億円)程度になったと報じられている。
Chelsea is where he belongs. 🏡
We are delighted to announce the signing of Joao Felix from Atletico Madrid. 🇵🇹🔵 pic.twitter.com/k8jF2PNSgV
— Chelsea FC (@ChelseaFC) August 21, 2024
現在24歳のジョアン・フェリックスは、昨季アトレティコ・マドリーからバルセロナへと期限付き移籍して10ゴール6アシストを記録していた。
ただアトレティコ・マドリーを率いているディエゴ・シメオネ監督は彼を戦力として考えてはおらず、この夏は売却先を探していると伝えられていた。
今季に向けて数多くの補強を行ってきたチェルシーは、このジョアン・フェリックスの獲得で10人目となる。
かつて期限付き移籍で所属していたチェルシーに復帰することになったジョアン・フェリックスは、公式サイトで以下のように加入の理由を説明している。
「チェルシーに戻ってくることができて本当に嬉しいし、早くシーズンをスタートさせたいよ。見覚えがある顔と再会できるのはいつも嬉しいものだ。
かつてここにいた時間はとても楽しかったし、いつかプレミアリーグに戻りたいと友人や家族に話していたんだ。チェルシーでそれが実現するのは最高の気分だし、戻ってくることができて興奮しているよ。
僕にとってはホームを見つけるチャンスだった。この2年はチェルシーとバルセロナへローン移籍していて、一つの場所に留まる必要があった。チェルシー以上にいい場所は他にないよ。輝くための完璧な場所だと思う。
試合の捉え方やより簡単にボールを貰えるスペースの見つけ方などの点で、僕は選手として大いに成長してきた。自分のビデオを見て、それを理解しようとしている。
前にここでプレーしていた時から少し変わったよ。プレミアリーグに向けての準備はより整っている。これからが僕の最高の年だ。それに疑いの余地はないよ。
今季はできるだけ多くの試合に出場して、チームとクラブが再び世界の舞台で頂点に立つための手助けがしたい。そのために全力を尽くすつもりだ」
なおエンツォ・マレスカ監督とは2回電話で話したとのことで、その戦術は「自分のプレースタイルに合う」と感じているそう。
ジョアン・フェリックスの加入が決定したこともあり、チェルシーはコナー・ギャラガーをアトレティコ・マドリーへと3300万ポンド(およそ62億円)で売却している。
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