木下康介(26歳)

2021夏:逆輸入6人目

スターベク(ノルウェー)→浦和レッズ(J1)

移籍金ゼロ

ドイツ+スウェーデン+ベルギー+ノルウェー合計5シーズン在籍

移籍発表:2021年8月12日(※2024年追記:2024年現在、柏レイソル在籍)

乾貴士(33歳)

2021夏:逆輸入7人目

エイバル(スペイン)→セレッソ大阪(J1)

移籍金ゼロ

ドイツ+スペイン合計10シーズン在籍

移籍発表:2021年8月31日(※2024年追記:2024年現在、清水エスパルス在籍)

長友佑都(35歳)

2021夏:逆輸入8人目

マルセイユ(フランス)→FC東京(J1)

移籍金ゼロ

イタリア+トルコ+フランス合計11シーズン在籍

移籍発表:2021年9月12日

塩谷司(32歳)※番外

2021夏:逆輸入(ヨーロッパ未経験のため番外編として記載)

アル・アイン(UAE)→サンフレッチェ広島(J1)

移籍金ゼロ

UAE合計4シーズン在籍

移籍発表:2021年10月1日

2021夏の逆輸入一覧(8人)

酒井宏樹(31) マルセイユ→浦和
宮市亮(28) ザンクトパウリ→横浜FM
安西幸輝(26) ポルティモネンセ→鹿島
武藤嘉紀(29) ニューカッスル→神戸
大迫勇也(31) ブレーメン→神戸
木下康介(26) スターベク→浦和
乾貴士(33) エイバル→C大阪
長友佑都(35) マルセイユ→FC東京
塩谷司(32) アル・アイン→広島(番外)

この2021年夏においては多くのビッグネームがJリーグに帰還した。

特に、神戸が大迫・武藤を両獲りしたのは大きな衝撃を与え、補強戦略からしても大成功に至ったのは抑えておきたい。大迫は鹿島に、武藤はFC東京という古巣には戻らず、高い年俸を提示した神戸に逆輸入することを選択し(大迫はなんと年俸4億円)、加入から2年後の2023年には神戸のリーグ優勝を成し遂げた。

この神戸における逆輸入戦略のヒットは他のJリーグビッグクラブへも波及し、浦和もこの年の酒井と木下以降、本間至恩や二田理央、中島翔哉など次々に逆輸入補強を進めている。

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逆輸入の際、大きなネックとなるのは年俸で、ヨーロッパでの年俸と同程度かそれ以上を提示する必要がある。古巣ということで大幅減俸をのんだ塩谷のケースもあるが(2億円→4,500万円)、かなりのレアケースと言っていいだろう。

ライター名:中坊

紹介文:1993年からサッカーのスタジアム観戦を積み重ね、2023年終了時点で962試合観戦。特定のクラブのサポーターではなく、関東圏内中心でのべつまくなしに見たい試合へ足を運んで観戦するスタイル。日本国外の南米・ヨーロッパ・アジアへの現地観戦も行っている(本記事は一週間後、中坊コラムに転載します)。

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