大橋祐紀

28歳/ブラックバーン所属

大橋祐紀は現在、欧州でもっとも好調な日本人FWの一人だ。

今年7月にサンフレッチェ広島からイングランド2部のブラックバーンへ移籍すると、開幕戦で途中出場からいきなり初ゴール。ここまでの全7試合に出場し、チームトップの4得点を記録している。

湘南ベルマーレと広島で鍛えられた動きの質と量に、エリア内での狡猾さと決定力を備える大橋。さらに、日本代表が9月シリーズで採用した3-4-2-1のシステムではトップとシャドー両方のポジションで持ち味を発揮できる。

前回のバーレーン戦、浅野が途中出場で起用されたのがシャドーだったことを考えても、現在のチームに大橋がハマる可能性は高い。

町野修斗

25歳/ホルシュタイン・キール所属

2022年のカタールワールドカップ、当初メンバー外だったが中山雄太の怪我により追加招集された町野修斗。

残念ながら本大会で出場機会は訪れなかったものの、22歳で世界最高峰の舞台を経験したストライカーはその後、着実に階段を上り続けている。

所属の湘南ベルマーレで実績を残し、2023年夏にドイツ2部のホルシュタイン・キールへ移籍。1年目の昨季は5ゴールを決めたほか、ロングスローを含む多彩な能力を発揮してチームの1部初昇格に貢献した。

迎えた今季のブンデスリーガでは、開幕5試合で4ゴールを記録。特に先週末、フランクフルトを相手に決めた2ゴールは森保一監督への大きなアピールになったに違いない。