J1の鹿島アントラーズは1日、DF濃野公人が負傷で離脱することを発表した。

鹿島は9月28日に行われた明治安田J1リーグ第32節の湘南ベルマーレ戦で2-3と逆転負け。濃野は先制点を含む22分と27分にゴールを決めていたが、逆転された86分にはラドミル・ミロサヴリェヴィッチと交代していた。

チームの発表によると、濃野は右膝外側半月板損傷と診断されたとのこと。治療期間は非公表となっている。

22歳の濃野は、熊本の大津高から関西学院大学を経て今シーズンに鹿島入り。クラブの大卒新人としては1993年の秋田豊、奥野僚右以来となる開幕戦での先発を勝ち取ると、4月13日の京都サンガ戦で初ゴールを決めた。

DF(右サイドバック)ながらここまで9ゴールを記録しており、パリ五輪のメンバーには選ばれなかったものの近い将来のA代表入りも期待されていた。

(DFとは思えない決定力を発揮する濃野)

鹿島は今シーズン上位争いを続けてきたが、9月は未勝利で優勝争いから後退。順位こそ4位に踏みとどまっているものの、首位のサンフレッチェ広島とは勝点差が12に広がっている。

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リーグ戦では8月7日のサガン鳥栖戦以来およそ2か月勝利なし。その状況でさらに得点源である濃野の離脱となってしまった。

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