日本サッカー協会は3日に日本代表の招集メンバー27名を発表した。

ブラックバーンで活躍する28歳のFW大橋祐紀が初招集されたほか、冨安健洋らが怪我で不在の守備陣には、グラスホッパーの瀬古歩夢が呼び戻された。24歳の瀬古は、今季序盤は守備的MFで起用されていたが、最近はセンターバックでプレーしている。

その一方、ドイツ1部のシュトゥットガルトでブレイクしつつある20歳のDFチェイス・アンリは、招集されず。アメリカ人の父と日本人の母を持つ大型センターバックだ。

そうしたなか、海外のサッカー掲示板では「日本はチェイス・アンリを招集せず。アメリカ代表は彼を説得するために絶好のチャンスを得た」というスレッドが話題になっていた。

チェイス・アンリは神奈川県で生まれた後に中学になるまでアメリカで過ごしている。U-23日本代表経験はあるものの、まだフル代表経験はないため、アメリカ代表入りを望む声もあるようだ。

海外では、「(アメリカ代表の)CB選手層に厚みが出れば素晴らしいこと」、「シュトゥットガルトのファンだが、彼のデビュー戦を見た。センセーショナルだった。アメリカ代表にとって素晴らしいピックアップになるだろうね」、「日本国籍を完全に放棄しないと切り替えられないことを考えると実現するとは思えない」、「自分の理解では、日本には独自の二重国籍法があり、もし国籍を変更する場合、日本国籍を放棄しなければならない可能性がある。日本との結びつきが強い場合には二重国籍の獲得は難しくなる」などとの意見があった。

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なお、日本の国籍法では、国籍を選択すべき期限が定められている(2022年4月に改訂)。18歳に達する以前に重国籍となった場合は、20歳に達するまでに。18歳に達した後に重国籍となった場合は、重国籍となった時から2年以内とされている。

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