10日に行われた日本代表とのW杯アジア最終予選に0-2で敗れたサウジアラビア。
15日のバーレーン戦にも0-0で引き分けたことで、ロベルト・マンチーニ監督の解任説が再浮上している。
『Corriere della Sera』は、サウジは年俸40億円のマンチーニ監督の後任候補として、ジネディーヌ・ジダン氏の招聘を検討しているという。
そうしたなか、かつてジダンとともにフランス代表でプレーしたクリストフ・デュガリーは『RMC』で、こう語っていた。
「彼はすでにフランス代表に逆オファーを出していたし、彼はそれを望んでいて、待っていた。それはもはや秘密ではない。
ジダンがサウジアラビアに行きたいのか、それとも他の国に行きたいのか、そんなことを私がとやかく言う筋合いはない。
彼はフランス代表に自分を提供しているが、何年もの間、その扉は開かれず、『それは不可能だ』と言われてきた。
彼は自分に合わないものを断ってきた。彼にはその権利があるか?アイコンだから断る権利はないのか?しかし、彼は好きな時に好きなことをする。
彼は行かない、絶対に行かない。行く必要があるなら、とっくに行っているはずだ。あの後、なぜみんな(フランス国民)が心が痛むと言うのか理解できない。
彼はフランス代表にオファーを出したが、断られた。その後、彼は自分のしたいことをする。その後、彼は好きなことをする。国民のためなんて何の意味もない。
ジズーは好きな時に好きなことをする。彼は自由人であり、人々を喜ばせるためにそこにいるのではない。彼は十分に人々を喜ばせているじゃないか」
デュガリーは、ジダンの名前がいいように使われていることにいら立ちをあらわにしていたという。