30日に行われたプレミアリーグ第13節、ボーンマスはウォルヴァーハンプトンに4-2で勝利した。

ボーンマスのオランダ代表FWジャスティン・クライファートはPKで3ゴールを決めて、ハットトリックを達成している。

プレミアリーグ公式によれば、PKだけでハットトリックを達成するのは史上初。BBCによると、プレミアリーグ発足前をさかのぼっても、英トップリーグで67年ぶりの出来事だったそう。

25歳のジャスティンは同じくオランダ代表FWだったパトリック・クライファートの息子。プレミア史上初の記録だと聞かされると「それは素晴らしいね。歴史に名を残すなんてすごいこと。最高に嬉しいよ」と喜んでいた。

ただ、ボーンマスのアンドニ・イラオラ監督は、彼に3本目も蹴らせるべきか迷っていたそう。

「3本目は、彼が蹴るべきじゃないかもしれないと思った。ただ、彼にそれを言いたくはなかった。

PKは蹴るたびに難しくなる。3本目を彼に決めさせていいのか完全な確信は持てなかった。ただ、彼からそれを奪うのも難しかった。私はスペインで彼と対戦して苦しんだことを覚えていた。

1本目のPKで、相手GKに少し情報を与えてしまう。ジャスティンは2本目までに2つの違ったアプローチを見せた。3本目もすごくよかった、自信満々だったね」

3本目になると相手GKに読まれやすくなると感じていたようだ。

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ただ、クライファート本人は「(3本目は)待っていたら、彼が選んでくれたんだ。簡単なことさ」と言い放っていたそう。

なお、クライファートはバレンシアに所属していた2023年4月にPKを決めているが、相手のラージョを率いてたのがイラオラ監督だった。

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