セルティックは4日、スコティッシュ・プレミアシップ第15節でアバディーンとのアウェイゲームに臨んだ。
日本代表の旗手怜央、前田大然、古橋亨梧が揃って先発した一戦。対するアバディーンは今季開幕から9勝1分という驚異的なペースで勝点を積み重ねてきた。
首位セルティック、2位アバディーンという形で迎えた天王山は、拮抗した展開に。それでもゴールをこじ開けたのは、後半から試合の主導権を握ったリーグ3連覇中の絶対王者だった。
78分、途中出場のグレッグ・テイラーが裏へのロビングパスを送ると、旗手が胸トラップから左足の難しいハーフボレーでフィニッシュ。
この日も中盤でゲームをコントロールし続けた27歳のゴールで先制したセルティックは、そのまま1-0でアバディーンを撃破。2位との勝点差を7ポイントへと広げている。
「選手たちは素晴らしいメンタリティと勇気を持って、自分たちのプレースタイルを貫こうとし、その結果が報われた」とセルティックのブレンダン・ロジャーズ監督。
旗手の今季リーグ戦4点目については「素晴らしいチームプレー。グレッグの動きとラストパスは見事だったし、怜央のライン突破とタイミングも完璧だ。本当に素晴らしいフィニッシュだった」と称賛していた。