日本期待の20歳チェイス・アンリは6日に行われたブンデスリーガ第13節シュトゥットガルト対ウニオン・ベルリン戦にフル出場した。
シュトゥットガルトは2点をリードされるも、18分間で3ゴールを奪取し、3-2の逆転勝利を収めている。
この試合には5万9000人のファンが詰めかけたが、アウェイのウニオンサポーターにアクシデントが発生していた。
ウニオンは「アウェイエリアのファンに蘇生措置が必要になったため、両チームのファンは応援をストップした」とSNSに投稿。シュトゥットガルトも「応急処置は完了。倒れた人物は病院に向かっている」と報告している。
『Bild』は、蘇生は成功したとしつつ、「ウルトラス文化では、スタジアムエリアで医療上の緊急事態や深刻な状況が発生した場合、応援をやめることが暗黙のルールとなっている。これは連帯のしるしであり、事故に対する敬意を示し、事故だけに注目を集めることを意図している」と説明している。
シュトゥットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督も「何よりも病院へ向かっているファンの方がはるかに重要だ。彼が早く退院し、元気になってくれることを願う」と述べていた。