2024年のJ1を13位で終えた浦和レッズ。今夏にFIFAクラブワールドカップに出場することもあり、積極的な補強を進めている。
そうしたなか、昨季限りで現役を引退した元日本代表FW興梠慎三が、盟友である西大伍のYouTubeに出演。
浦和史上歴代1位となる113ゴールを決めたストライカーは、引退会見では「裏方として、浦和レッズをサポートしていきたいと思っています」と語っていた。その興梠は、西に対してこんな話をしていた。
「(営業職というより)どちらかというとアンバサダーみたいな感じ。ちょっと色んなことも勉強したい。色んな人と出会って…。
サッカーしかしてこなかったじゃん。だから、ピッチ外のところで、ピッチ外というか、営業とか、フロントの方に入って、なにか見えることも色々あるわけじゃん。ピッチ側から思うことと、中から分かることもだってあるだろうし。
これだけ環境がいいなかでやっているレッズが、全然Jリーグタイトルがとれないとかさ、何かに問題があるからだと思うの。
選手はもちろんいい選手が来るのは来るんだけど、現場だけじゃなく、フロントをはじめ、そこらへんがどうなってるのかなってのがちょっと気になる。気になるというか…」
浦和はAFCチャンピオンズリーグでは2007年、2017年、2022年に優勝を飾っているが、J1を制覇したのは、2006年の一度だけ。
いい選手は揃っているのに勝てない理由を探るためにもプレイヤーとは違う視点でチームを見てみたい思いがあるようだ。