日本サッカー協会(JFA)は11日、SCOグループと共同で、海外を拠点に活動する若手選手の発掘・育成を目的とした新プロジェクト「FUTURE CAMP inspired by BLUE LOCK」を始動すると発表した。
日本サッカー界として初となる“海外版ナショナルトレセン”とも言える試みで、海外で育つタレントとの接点を広げ、日本代表や世界トップリーグで活躍できる人材の発掘につなげる狙いがある。
対象となるのはU-16世代の選手で、日本国籍を有する選手に加え、父母のいずれかが日本国籍を持つ選手、将来的に日本国籍取得の可能性がある選手も含まれる。居住地は問わず、海外でプレーする日系選手やルーツを持つ選手を幅広く発掘する方針だ。
第1回キャンプは2026年8月3日(月)から6日(木)まで、アメリカ・カリフォルニア州アーバインのグレートパークで開催予定。参加人数は約25人で、JFAコーチ陣10人に加え、U-15日本代表候補選手も派遣される見込み。
トレーニングやトレーニングマッチ、フィジカル測定などを通じて選手を評価し、日本サッカーのトップカテゴリーで求められる技術やマインドセットを提供する機会とする。
今回のプロジェクトでは、人気サッカーアニメ『ブルーロック』との連携も大きな特徴となる。原作コミックス累計発行部数5000万部を超える同作品が掲げる「個の覚醒」や「世界一を目指す熱量」をコンセプトに取り入れ、世界中の若い選手たちを刺激する。
JFAは、海外育ちならではの個性を尊重しながら、「Japan’s Way」に掲げる理想の選手像を学ぶ場にしたい考えだ。
選考は応募フォームから受け付け、期間は5月11日(月)から6月12日(金)まで。所属クラブやリーグでの活動実績を確認する書類審査に加え、提出されたプレー動画を基に技術力、判断力、個人戦術、運動能力などを総合的に評価し、参加者を決定する。
合否は6月下旬に通知される予定となっている。
筆者:奥崎覚(編集部)
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