6位:フアン・ロマン・リケルメ

フアン・ロマン・リケルメは、自分だけの時間軸でプレーするフットボーラーだった。プレッシングや身体能力、攻守の切り替えが重視される時代にあって、彼は「クラシックな10番」であり続けた。

一見遅そうに見えながら、ボールを持てば誰にも奪えず、ライン間で前を向けば致命的なパスを通す。ボカ・ジュニオルスでは神格化されるほどのアイドルとなり、クラブを南米の頂点へと導いた。欧州ではバルセロナで苦しんだものの、ビジャレアルではその天才性を遺憾なく発揮し、地方クラブをCL準決勝まで引き上げた。

万人に合うタイプではないかもしれない。しかし、彼を中心に据えたとき、世界で最も美しいプレーを見せてくれる選手だった。

5位:ダニエル・パサレラ

サッカー界の歴史において最も偉大なDFの一人であり、アルゼンチン史上最高級のキャプテンである。身長170cm台前半と小柄ながら、空中戦で圧倒し、対人守備でも強さを見せ、さらに相手ゴール前では驚異的な得点力を誇った。

センターバックでありながらキャリア通算140ゴール以上を記録したという記録は、もはや異常なものとも言える。1978年W杯でアルゼンチンを初優勝に導き、最後尾から凄まじいリーダーシップと威厳を放った。1986年大会のメンバーでもあり、アルゼンチン人として唯一「2度のW杯優勝」を経験している。

リーベル・プレートのアイコンであり、セリエAでも実力を証明したリベロ。ピッチの両エンドにおける影響力という点で、サッカーの歴史上最高クラスの選手だった。

4位:ガブリエル・バティストゥータ

「バティゴール」。ガブリエル・バティストゥータは、アルゼンチンが生んだ最も純粋なストライカーだった。パワー、本能、そして強烈なフィニッシュ。彼が放つシュートは暴力的なまでの威力があり、キーパーはなす術もなかった。

リオネル・メッシに抜かれるまで、78試合56ゴールという数字で代表歴代最多得点記録を長らく保持していた。コパ・アメリカを2度制し、3度のW杯に出場。世代を超えて人々の記憶に残るゴールを刻んできた。

ローマ、フィオレンティーナ、そしてインテルなどでセリエAの全盛期に一時代を築いた男。W杯優勝こそ手にしていないが、彼ほど恐れられ、愛され、そしてゴール前で冷酷だった人物はいない。

This article is a sponsored article by
''.