オランダ1部NECナイメーヘンに所属する日本人MF佐野航大が、ドイツ・ブンデスリーガへの移籍に近づいているようだ。
『Sky』などによれば、ホッフェンハイムはすでに佐野との間の交渉が個人合意に達しているという。提示されている契約期間は2031年までで、あとはクラブ間交渉の行方が焦点になっているとのこと。
ただ、NEC側は簡単に手放すつもりはないようだ。『VoetbalPrimeur』によれば、ホッフェンハイムは当初、固定額1500万ユーロ(およそ27億5000万円)+ボーナス200万ユーロ(およそ3億6000万円)、総額1700万ユーロ(およそ31億円)規模のオファーを提示したとされる。
しかし、NECはこれを不十分と判断したようだ。固定額1700万ユーロ+ボーナス200万ユーロ、総額1900万ユーロ(およそ35億円)規模の逆提案を行ったという。
なお、この金額で移籍が成立すれば、NECにとってはクラブ史上最高額の売却になる。地元メディア『Omroep Gelderland』も、佐野の移籍について「NECが巨額を手にする」「レコード額になる」と報道した。これにより、NECは佐野を獲得時の約40倍にあたる金額で売却することになるという。
その一方で、ホッフェンハイムは佐野だけに絞って動いているわけではないそうだ。『Sky』の情報として、アンデルレヒトの17歳MFネイサン・デ・キャットともすでに個人合意に達しているとのことだ。
デ・キャットはベルギーで高く評価される若手MFで、昨季はアンデルレヒトのトップチームで36試合に出場し、2ゴール4アシストを記録した。ホッフェンハイムは佐野とデ・キャットの両方を狙いながら、少なくとも一人を今夏に加えたい考えだという。
兄の海舟がマインツで評価を高める中、弟の航大もドイツの舞台へ向かうのか。この夏の交渉の進展が注目される。
筆者:石井彰(編集部)
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