今年の冬から行われるアジアカップまでの続投する可能性が高いと伝えられている日本代表の森保一監督。2018年のワールドカップ終了後に就任し、それから8年以上に渡って指揮を執ることになる。

今回は2000年以降のケースから5名をピックアップし、「長期政権を築いた代表監督」をご紹介する。

オスカル・タバレス

代表チーム:ウルグアイ

在任期間:2006年2月~2021年11月

オスカル・タバレス監督は2度、合わせて18年もの間ウルグアイ代表を指揮し続け、晩年はギラン・バレー症候群を抱えながらもタッチラインに立ち続けた。「エル・マエストロ(先生)」の愛称で親しまれた彼は、チームを国際舞台のトップレベルへと引き戻した人物だといえる。

2006年に2度目の就任を果たした当時、ウルグアイは過去3回のワールドカップのうち1回しか出場権を得られていない苦境にあった。しかし彼の下でチームは4大会連続で本大会へと進出。国際舞台で最も安定感のある強豪へと変貌を遂げた。

また、タバレスはA代表とユース世代の連携を強化することにより、若手が台頭するための明確な道のりを確立したと伝えられている。彼が長期政権を築き上げることで、ウルグアイのような小国に必須となるゲームモデルと育成の方針がもたらされた。

ディディエ・デシャン

画像: (C)Getty Images

(C)Getty Images

代表チーム:フランス

在任期間:2012年7月~2026年7月

ディディエ・デシャンは、14年という歳月をかけてフランスを「同年代で最も継続的に成功を収めたナショナルチーム」へと育て上げたといえる。EURO2012の後に就任した彼は、才能に恵まれながらも、過去の大会での騒動を引きずる不安定なチームを引き継ぐこととなった。

厳しさで知られるデシャンは段階的に規律を取り戻し、あらゆる相手に適応できるチームを作り上げた。EURO2016で決勝に進出、2018年のロシアW杯で優勝。選手と監督の両方でW杯を掲げた史上3人目の人物となった。さらにその後もUEFAネーションズリーグを制し、2022年W杯で決勝戦へと進出した。EURO2024と2026年W杯でもベスト4に入り、常に上位を争った。

常にスペクタクルなサッカーを披露したわけではなく、卓越した攻撃陣を擁しながらも守備的な姿勢も重視するデシャンには批判も少なくなかった。しかし、彼のトーナメントでの実績こそが、バランスと守備組織の重要性を証明するものだといえる。

This article is a sponsored article by
''.