2位:マテウス・フェルナンデス

移籍:ウェストハム → トッテナム

移籍金:9900万ユーロ(およそ182億円)

推定市場価値:2870万ユーロ(およそ53億円)

差額:7030万ユーロ(およそ129億円)

2位はポルトガル代表MFマテウス・フェルナンデスだった。トッテナムが支払った移籍金は9900万ユーロだったが、推定市場価値はわずか2870万ユーロと算出された。その差額は7030万ユーロと、実に市場価値の3倍以上の金額で取引されたことになる。

フェルナンデスは22歳と若く、すでにプレミアリーグでの経験を持っている。中盤でボールを運び、相手のプレスを受けながら前進できる能力は高く評価されており、かつてはマンチェスター・ユナイテッドなども関心を示していたとされる。

ただし、現時点で世界トップクラスのMFと呼べるだけの実績があるわけではなく、ポルトガル代表では2026年ワールドカップの登録メンバーからも外れている。

これはプレミアリーグ内で中盤の補強需要が非常に高かったことが大きい。トッテナムとしても、デ・ゼルビ監督のサッカーを構築するために、ボールを扱えて運動量もある若いMFをどうしても必要としていたからこその投資だと言える。

1位:ヤン・ディオマンデ

画像: (C)Getty Images

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移籍:RBライプツィヒ → レアル・マドリー

移籍金:1億2500万ユーロ(およそ230億円)

推定市場価値:5180万ユーロ(およそ95億円)

差額:7320万ユーロ(およそ135億円)

今夏、最も「割高」と判定されたのはレアル・マドリーのヤン・ディオマンデだ。RBライプツィヒからの移籍金は1億2500万ユーロ。しかし、『FootballTransfers』が算出したETVは5180万ユーロにとどまり、その差額は7320万ユーロ。今回のランキングで最大となった。

ディオマンデが並外れた才能を持つことに異論はない。19歳ながらライプツィヒで急速に評価を高め、昨季は公式戦で13得点10アシストを記録。コートジボワール代表でも2026年ワールドカップを経験し、欧州トップクラブが争奪戦を繰り広げる存在となった。

だが、トップレベルで本格的にプレーした期間はまだわずか1年ほど。レアル・マドリーが支払った1億2500万ユーロという金額は、現在の実績ではなく「将来世界最高クラスになる」という期待を最大限に織り込んだものと言える。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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