兄弟揃って日本代表戦に先発出場する快挙を成し遂げた佐野海舟と佐野航大。

23歳の航大は、中盤ならどこでもこなせる高いサッカーIQを備え、攻守に献身的にプレーできるMFだ。

ファジアーノ岡山でプロになると、19歳の若さでオランダ1部NECに移籍。リーグ戦フルタイム出場を果たすなど活躍すると、今夏に1500万ユーロ(約26億円)でオランダ王者PSVに引き抜かれた。

新天地でも瞬く間に主力となった佐野を、PSVのピーター・ボス監督も高く評価している。

62歳のボス監督は元オランダ代表MFで、現役時代にはジェフ千葉でプレーした経験もある。

『ED』などによれば、ボス監督は、佐野が持つ特異性についてこう語っていたそう。

「もちろん、彼には適応にまだ時間が必要だろう。

だが、彼は合流初日から日本人選手らしからぬ自信を見せつけていた。

私も日本で2年間プレーしたので、多くの日本人選手が持つ傾向は知っている。

しかし、航大はオープンで、一風異なる。英語もうまく話す。

彼は驚くほど早くチームに溶け込んだ。とはいえ、まだ1年目だということを忘れてはならない。

チャンピオンズリーグにも適応する必要があったが、それもプロセスの一部だ。

選手が中堅クラブからトップクラブに移籍する時、求められるプレースピードに適応するために時間を必要とするのが普通。すぐに結果を出すのは簡単ではない。

NEC時代よりも素早い行動が求められる。彼はそれに対して見事に対応した」

佐野は日本人らしからぬキャラクターの持ち主で、すぐさまフィットするなど適応力も高いと褒めちぎっていた。

PSVはCLでクルブ・ブルッヘと対戦する。佐野の活躍に期待したい。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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