18位:チャン・リンペン(中国)

「中国のセルヒオ・ラモス」とも言われているディフェンダー。年代別代表では飛び級招集でありながらキャプテンマークを巻いたこともある。精神面、そして技術面の両方で高い評価を受けている。

元々は右サイドバックとしてスピード、攻め上がり、そしてクロスからのチャンスメイクを得意としていたが、センターバックに配置されれば激しいタックルと空中戦の強さで強烈なはじき返し能力を発揮する。

現在イタリアのインテルから継続的に関心を寄せられていると言われている。中国最高のDFと呼ばれる彼は欧州へ飛び立つことを選択するだろうか?

17位:吉田麻也(日本)

日本人選手として、初めてイングランド・プレミアリーグのクラブと契約を延長することに成功した。決して全ての面で優れているという選手ではないが、日本最高レベルのセンターバックに成長したことに異論はないだろう。

日本人選手に欠けがちな身長に加え、攻撃の起点となる後方からの繋ぎが出来、そして英国では右サイドバックもこなせるようになった。高い語学力、そしてプロブロガーとして文才も発揮。まだ26歳ということを考えれば、更なる大きな飛躍が可能であろう。

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