6月19日、『Le Progres』は「イングランド・プレミアリーグのチェルシーは、リヨンのフランスU-21代表DFサミュエル・ウンティティの獲得に興味を示している」と報じた。

サミュエル・ウンティティは1993年生まれの21歳。カメルーンの出身であるが若くしてフランスへと渡り、リヨンの下部組織で育成された左利きのディフェンダーである。

デビューした当時は左サイドバックとして起用されていたものの、後にセンターバックとしてレギュラーに定着。今季はほぼフルシーズン最終ラインの要として起用され、35試合に出場した。

体格的にはそれほど優れていないものの、豊かなスピードを生かした鋭いタックル、運動量、足下の技術を持ったストッパーである。

彼の契約は2017年までとなっており、クラブはそれほど財務状況が良くないために1500万ユーロ(およそ20億円)程度でも放出される可能性があるとのことだ。

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