ヨルディ・クラーシ/サウサンプトン/オランダ代表/24歳/MF

フェイエノールト→サウサンプトン(1050万ポンド、約20.3億円)。

モルガン・シュナイデルリンのマンチェスター・ユナイテッド移籍によって大きな穴ができ、ロナルト・クーマン監督はその代役探しのために素早く行動しなければならなかった。クーマンはかつての教え子であるクラーシが完璧にフィットすると信じている。“オランダのチャビ”として知られるクラーシは間違いなくエキサイティングな選手で、セインツにとってその移籍金が格安だったと十分に証明しうる。

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体躯的には平凡だが、見るからに闘争心の強いタイプ。左右中央と問わずプレーでき、プロデビュー後はセンターハーフとして成長を遂げた。大柄な選手相手にも重心低く粘り強く付いていきボールを奪い、そこからすぐに攻撃へ転じるパスを出せることが大きな強み。判断力も高い。なお、現地に近い発音でカナ表記をすると「クラージ」が近い模様。

グレン・ジョンソン/ストーク/イングランド代表/30歳/DF

リヴァプール→ストーク(移籍金なし)。

この夏、4人を補強したストーク。そのうち2人はバルセロナから、そしてGKシェイ・ギヴンとジョンソンはフリーでゲットした。30歳になったジョンソンはかつてのようなサイドでのスピーディーな駆け上がりはできないかもしれない。 だが、54キャップを誇るイングランド代表やチェルシー、リヴァプールなど最高レベルにおける豊富な経験をもたらす。国外から魅力的なオファーが多くあったというが、まだプレミアリーグでやれることと、ストークの前進に貢献できると本人は信じているとのこと。