ところが、ポポヴィッチ監督は『協議が漏れれば選手に悪影響を与える』として、クラブとの最初の対話すら拒否をし、Aリーグのシーズンに賭けたというのだ。
ポポヴィッチ監督はグランド・ファイナルを前にした記者会見で以下のように語り、自分がクラブを変えると決断しない限りは何も変わらないと話した。
トニー・ポポヴィッチ
「物語や噂は常にある。本当のもの、ウソのもの、それらがミックスされている。
しかし、監督は選手と同じだ。もしそのようなものがあれば結果に影響を与える。物事には領域というものがあるのだ。そして、私がクラブを変えない限り、自分が毎日やることも何も変えない。
憶測が何であるか、それは私に影響を与えることはない。誰かが話していることは、私には関係ない。それがメディアであってもね。
何も変わらない。朝目を覚まし、クラブを前進させ続けるようにトライしていくことにはね。自分の役割はリーダーだ。
CEOやオーナーはクラブを良くしようと頑張っている。可能性は無限大だ」
「(ステップアップする野心はある?)
私はできるだけのチャレンジをしたいという気持ちを否定したことはない。それはいつになってもだ。
しかし、それは適切なときに起きるだろう。誰も予測することはできない。いつ、どこで何が起こるかはね。
それはいま求めていないし、探してもいない。私は今の仕事が意味を持つと信じている。
私はウェスタンシドニー・ワンダラーズで働いている。そして、自分の仕事はできるだけの力を発揮し、毎年チャレンジしていくことだ。
日曜日に集中している。そして、それから、もう一度グランド・ファイナルで勝利するためにどうするかを考えたい。そして、それは月曜日に始まるだろう」
Aリーグのクライマックスとなるグランド・ファイナル決勝戦は、この後15:00からキックオフだ。