編集部S

▼日本人選手:原口 元気(ヘルタ・ベルリン/日本代表MF)

2016年の日本代表において、最大の収穫は原口元気の成長と言って間違いない。アタッカー揃いの日本代表ですっかりレギュラーを掴み取り、今や相手に脅威を与えることのできる貴重な存在となった。所属するヘルタでも上位争いを演じており、来シーズンはCLの舞台でその姿を見たいものだ。

▼外国人選手:ウーゴ・ロリス(トッテナム/フランス代表GK)

クラブ、代表を通じて高いパフォーマンスを見せたロリス。決して派手な選手ではないが、今年一年見せたプレーやチームへの貢献度はノイアーやブッフォンを凌駕していただろう。安定感とスーパーセーブを両立させた、自身でも最高のシーズンになったのではないだろうか。やや過小評価されている節があるので、2016年のベストプレーヤーに推奨したい。

編集部H

▼日本人:岡崎慎司(レスター/日本代表FW)

2016年は日本代表の主力選手が揃って所属クラブで出番を失った。そんな中でクラブ・日本代表での活躍を総合的に見た場合は、「2016年のサプライズ」で挙げた原口元気だろう。しかし、日本人が成功しないとされたプレミアで「100年に一度あるかどうか」の奇跡を起こしたレスターの重要な1ピースとなった岡崎にMVPを与えたい。

▼外国人選手:クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー/ポルトガル代表FW)

面白味には欠けるが、CL、EURO、クラブワールドカップを制したロナウドにMVPを渡したい。各方面から衰えを指摘され、実際、先日の鹿島戦でもかつて一世を風靡したドリブルは全て昌子源に防がれてしまったが、終わってみればハットトリックを達成。EUROでも内容的には派手なものではなかったものの、決勝で“監督ロナウド”としてチームを鼓舞、結束させて母国を優勝に導いている。変化を恐れず、常に結果を求めて“新しい自分”を創り上げる姿は、全てのサッカー選手の模範である。

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