かつて“天才”と騒がれた元ブルガリア代表FWヴァレリ・ボジノフに日本のクラブが接触しているようだ。セルビアとブルガリア両国のメディアが伝えている。

ボジノフはレッチェ時代の2002年に15歳でデビューし、セリエAの外国人最年少出場記録を樹立。その後はユヴェントスやマンチェスター・シティなどを渡り歩き、2015年の夏からセルビアのパルティザンでプレーしている。

ちなみに中田英寿はフィオレンティーナ時代の同僚で、同クラブが2005年に実施したジャパンツアーで来日している。

そんな来月31歳となる“元神童”の獲得を、日本のクラブが望んでいるのだという。

セルビアとブルガリアで出ている報道によると、元セルビアモンテネグロ代表で現在パルティザンのスポーツディレクターを務めるイヴィツァ・イリエフ氏が、日本から関心があることを認めている。

パルティザンは先日、過去5年間の負債未払いによりUEFA主催試合への3年間の出場停止処分を受けた。それも影響してか、イリエフ氏は金額次第でボジノフを売却する意思を持っているようだ。

ただイリエフ氏は、ボジノフはセルビアの地で満足しており、契約満了となる今夏までクラブに留まることを願っているとも話している。

なおボジノフには他のアジアの国やトルコ、ギリシャからの関心もある模様。この数日中に彼の将来についてより明確になるだろうとも伝えられている。

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