愛媛FCは“速読”をトレーニングに導入したと発表した。

今季より愛媛の監督を務める間瀬秀一氏は現役時代メキシコやクロアチアなどでプレー、引退後はイヴィツァ・オシム監督の通訳として有名になった。

通訳時代に情報処理能力の向上が役に立った経験から、眼力アップを目的に速読の導入を決めたという。間瀬監督は、昨年まで指導していたブラウブリッツ秋田でもトレーニングに導入していた。

愛媛FCでは、導入にあたり速読プログラムを提供する株式会社SRJからスタッフを招き、選手・スタッフを対象に体験会を実施したという。

間瀬監督から、眼力強化のポイントは「眼筋」と「周辺視野」、そしてそれらをふまえて「目で見たものを一瞬で頭で理解できる力」の3つだと伝えられた選手たちは、それぞれのタブレットやパソコンで、読書速度計測、目の動きや視野拡大など約30分間のトレーニングメニューに取り組んだという。

体験した選手からは「非常に楽しく、かつ集中してトレーニングができた」、「速読で視野拡大、瞬間視を鍛えることで仲間や敵の位置を的確に把握し、プレーに活かしていきたい」といった感想も。

サッカーは肉体だけでなく判断力、視野といった見る力、考える力を問われるシーンが多い。日本では、元・日本代表MF中田英寿の首ふり、キラーパスなどは一般の人々にまで知られることとなった。

「SRJの速読トレーニングの効果を100%信じている。80%や90%ではない」と語る間瀬新監督、頭脳トレーニングでJ1昇格の道を切り開くことはできるだろうか。