そんなセビージャを象徴する選手が、キャプテンを務める元スペイン代表のヘスス・ナバスだ。

地元でプロとなり、18歳の時にトップチームデビュー。2013年から2017年にかけてマンチェスター・シティでプレーしたあと再びセビージャに戻り、37歳となった今も主力として活躍している。

近年は右サイドバックを主戦場としており、今回の準決勝ユヴェントス戦でも2試合ともに先発。キャプテンマークを巻き味方を鼓舞しながらチームをけん引した。

試合直後のインタビューで「クレイジーだよ。言葉では表現できないんだ。チーム全員が全力を尽くしたのが素晴らしい」と興奮した様子で語ったナバス。さらに「彼ら(サポーター)が私たちと一緒にいてとても嬉しい。彼らは全てを受けるに値する」と、42,186人が詰めかけたラモン・サンチェス・ピスフアンをたたえていた。

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ヘスス・ナバスが自身4度目となるELのタイトルを獲得するのか(※個人としては2005-06, 2006-07, 2019-20シーズンに優勝)。

ジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマとの決勝戦は、5月31日にハンガリーのプシュカシュ・アレーナで行われる。

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