CB:リチャード・ダン

コンパニとは全く違ったタイプのセンターバックであったリチャード・ダン。2000年から2009年にかけてマンチェスター・シティで重要な役割を果たした。最終ラインから強烈な闘争心を見せるクラシカルなストッパーだった。

シティでは352試合に出場して7ゴール。数シーズンに渡ってキャプテンを務め、高い影響力を発揮した。ジョレオン・レスコットとコロ・トゥレの加入でポジションを失ったが、それでも伝説的な選手の一人だ。

MF:ダビド・シルバ

バレンシアから2010年に加入したダビド・シルバは、その巧みなテクニックとパスセンス、そしてポジショニングの知識で、プレミアリーグ最高の司令塔になった。

マンチェスター・シティでは309試合に出場して60ゴールを奪取。その数値以上にチームをうまく動かすためのプレーが際立っていた。4回のプレミアリーグ優勝に貢献し、2020年夏にレアル・ソシエダへと移籍している。

久保建英との師弟関係も大きな話題になったが、今年夏に前十字靭帯断裂の大怪我を負ったことによって涙ながらに現役を離れざるを得なくなってしまった。