「モーニング」で連載されている漫画『GIANT KILLING』、通称“ジャイキリ"のアニメがいよいよ今週末、4月4日(日)よりスタートする。放映時間は、9:25~9:50(BS hi)と23:00~23:25(BS2)。全26話となる予定だ。
“ジャイキリ"は、東京下町、台東区に本拠を置く「イースト・トーキョー・ユナイテッド」、略してETUという架空のクラブを舞台としたお話。ETUはリーグジャパン1部(決してJ1ではありません)の弱小クラブで、ある日、以前クラブの中心選手だった達海 毅(たつみ たけし)が監督として復帰する。英国のFA杯でアマチュアクラブをベスト32に導いた手腕を買われての就任だったが、シーズン前のキャンプから選手やサポーターと衝突。チームはどうなってしまうのか…。
チームを束ねる監督を中心に、選手、クラブ、サポーターという4つ巴の図式で描かれているため、様々な視点からサッカーを見られるのが“ジャイキリ"の特徴だ。また、作品内に登場するクラブ名が、東京ヴィクトリー、名古屋グランパレス、大阪ガンナーズ、川崎フロンティアなど実在のクラブをもじったもので、「うちのクラブはまだか」と対戦を楽しみにしているサポーターも多い。アニメ化されることで原作の色と変わってしまう怖さはあるが、人の目に触れる機会が増えることは原作ファンにとっても嬉しいところだろう。(筆者がそうしたファンの1人)
なお、タイトルのジャイアント・キリングは、明らかに格下のチームが格上のチームに対して勝利を挙げることで、日本でいう「大番狂わせ」。2009-2010シーズンの欧州サッカーでいえば、FAカップ3回戦でマンチェスター・Uに勝利したリーズ(3部)や、リヴァプールをリプレイ・延長戦の末に下したレディング(2部)、コパ・デル・レイ3回戦でレアル・マドリードを破ったアルコルコン(3部)などが代表例として挙げられる。
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