Greece
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0
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0-0
0-2 |
2
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Argentina
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得点者
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77' 89' |
デミケリス パレルモ |
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FIFA.com 選定 | Qoly.jp 選定 | |
メッシ(アルゼンチン) | メッシ(アルゼンチン) |
ギリシャの守備的な戦い方に苦しんだアルゼンチンだが、最終的には力の差を見せ付けた。
突破をほぼ確実にしているアルゼンチンは、アグエロ、オタメンディ、ロドリゲス、ボラッティといった控え組をスタメンに起用。これに対し、突破の可能性を残すギリシャはパパスタソプロスをメッシに張り付け、中央をガチガチに固めてカウンターを狙った。
前半、アルゼンチンはギリシャの厚い守備網に何度も引っかかってしまう。特にメッシはパパスタソプロスを引き剥がしても、カラグニス、カツラニス、ツィオリスらが次々にヘルプに飛んでくるため、いい形でボールを持つ回数は少なかった。そんな中でもチャンスを作り出せたのは、2トップのアグエロとミリートの力だ。この2人がうまくサイドバックとウィングバックの間でボールを受け、ギリシャDFを左右に広げてスペースを作り出したことで、アルゼンチンにシュートチャンスが生まれた。しかしギリシャはGKツォルヴァスの奮闘で得点を許さず、1トップのサマラスへのロングボールで虎視眈々と得点を狙う。
後半もアルゼンチンのシュートをツォルヴァスが防ぎつつ、サマラスが前線で体を張るという展開が続くが、何度か掴んだ大きなチャンスも、サマラスが決めることができない。さらに、早い時間で交代枠を使い切ってしまったことで、ベンチに残るゲカス、サルピンギディス、ハリステアスといった攻撃の切り札を使えなくなってしまった。アルゼンチンのDFはロングボールへの対応に拙さを露呈していただけに、ゲカスが使えれば得点のチャンスは十分にあっただろう。サマラスは彼なりに良いプレーをしたが、ゴール前では限界を感じさせた。これでジリ貧になったギリシャはついに耐え切れず、後半32分にCKから失点。終了間際にはメッシのシュートをGKが弾いたこぼれ球をパレルモに押し込まれ、2-0。
EURO2008のように無様な戦いはしなかったギリシャだが、アルゼンチンに対してアップセットを起こすことはできなかった。