W杯で洗練されたサッカーを披露しているチリ代表。その中盤の要としてアンカーポジションを受け持つカルロス・カルモナの評価もうなぎ上りだ。レッジーナに所属しているため、セリエAの世界ではそれなりの名声を博していたが、計算の立つ守備力と安定したパスワークは他リーグのクラブも興味を集めている。
その中で、現在、とりわけ獲得に力を入れているクラブはラツィオだ。ラツィオは今夏にチームを一新し、かつて築き上げたブランド力の復活を果たすべくセリエAの“主役組”へ昇格するための補強を計画中であるが、守備的MFとして白羽の矢を立てたのがカルモナ。ラツィオとして、獲得競争が熾烈になる前に契約を済ませておきたいところだが・・・。