下記は、日本戦に出場した、デンマーク代表選手を個別に評価したものである。

■No.1 セーレンセン 【GK】 4.0

本田のFKで正気を失ったのか、以降はプレイに動揺が見られた。セービングだけではなく、ディストリビューションでもミスを頻発。

■No.2 C・ポウルセン 【DH】 5.5

よく動けてはいたが、日本代表の積極的なランニングとポジションチェンジの前に混乱。自滅的な警告も受けた。

■No.4 アッガー 【CB】 5.5

手詰まり感が漂った状況では積極的に攻め上がり、ボールの配給役にも。しかし、その攻撃参加をもってしても事態を打開するには至らず。

■No.6 L・ヤコブセン 【RB】 5.5

マイナスポイントはほとんどなかったが、プラスポイントもほとんどなかった。彼らしいと言えば、彼らしいが・・・。

■No.9 トマソン 【OH】 5.0

PKをミスするも自らの足で押し込んで1ゴール。しかし、活き場であるはずのバイタルエリアは阿部や遠藤に消され、さらに、ゴール前で決定機を逸する場面も。

■No.10 ヨルゲンセン 【DH】 4.0

今大会は彼にとっては失意のW杯であった。前の試合でも早い段階でベンチに下げられたが、この日も前半途中で交代させられた。

■No.11 ベントナー 【FT】 4.5

試合前に足に巻いたテーピングを赤色に塗り潰したのが願掛けの儀式だったとするならば、その願いは届かなかったということだろう。ピッチに彼の居場所はなかった。

■No.12 カーレンベア 【LH】 4.5

デンマークの貴重な得点源であるセットプレイ時にプレイスキッカーの役目を任されたが、最後まで味方の動きと合わず。後半途中にベンチに退いた。

■No.13 クレルドルップ 【CB】 4.5

前への強さは見せたが、弱点である、背後に抜け出す選手への対応に手を焼いた。前半29分にはバイタルエリアで大久保を倒し、失点の原因に。

■No.15 S・ポウルセン 【LB】 6.0

相変わらず雑なプレイは多いが、独特なリズムで繰り出すドリブルは日本を翻弄していた。デンマークにおいては、唯一の及第点以上か。

■No.19 ロンメダール 【RH】 4.5

カメルーン戦でのヒーローも、長友相手には手も足も出ず。自慢のスピードは殺され、カットインからのシュートも不発。

(途中出場)


■No.14 J・ヤコブセン 【CH】 5.5

34分からヨルゲンセンに代わって出場。活動エリアの広さやオフザボールの質の高さは発揮。59分には惜しいミドルシュートも放った。

■No.18 ラーセン 【FT】 6.0

56分からクレルドルップに代わって出場。彼の高さは確実に日本代表にダメージを与えていた。もし、彼がスタートから起用されていたら・・・。

■No.21 エリクセン 【LH】 5.0

63分からカーレンベアに代わって出場。豊富なキックバリエーションや正確なパスワークは見せられたが、ボールに絡むシーンが少なかった。

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