下記は、韓国戦に出場した、メキシコ代表選手を個別に評価したものである。
■No.1 ムスレラ 【GK】 5.5
「1失点に抑えた」というより、「1失点で済んだ」という表現が正しいだろう。ハイボール処理、飛び出しの判断でミスが見受けられた。
■No.7 カバーニ 【RH】 6.0
攻撃時に決定的な仕事を果たすことはできなかったが、切り替えの早さ、執拗なプレッシングでファーストディフェンダーに。
■No.15 ペレス 【DH】 7.0
強靭なフィジカルを武器にした、球際の強さ、ボールホルダーへのアプローチスピードはこの日も際立っていた。
■No.2 ルガーノ 【CB】 6.0
彼の気持ちが入ったプレイはチームメイトの心の支えとなっていただろう。だが、スピード不足や出足の遅さも感じられた。
■No.3 ゴディン 【CB】 7.0
まだ体調が万全ではなかったのか、ハーフタイムにベンチに退いた。だが、彼が45分間で見せたプレイは特筆に値した。
■No.9 スアレス 【FT】 7.5
独善的なプレイでゴールチャンスをフイにしたシーンもあったが、結果オーライ。特に2点目のシュートは今大会屈指のクオリティー。
■No.11 A・ペレイラ 【LH】 6.0
グループリーグ同様に、攻撃面よりも守備面での健闘が光った。フシレのオーバーラップを促すキープ力も効いていた。
■No.16 M・ペレイラ 【RB】 6.0
相手のキーマンであるパク・チソンを見つつも、時には前線に攻め上がった。質より量でチームに貢献。
■No.4 フシレ 【LB】 6.5
特徴である危機察知能力の高さ、対人戦の強さは十分に発揮。前半戦は攻撃参加も目立った。
■No.10 フォルラン 【OH/ST】 7.0
ヒーローにはならなかったが、スアレスの先制点をもたらしたアシストを含め、チームの重要部分を引き締めていたのは彼だった。
■No.17 A・リオス 【DH】 6.5
ペレスと共に“水色の壁”を形成。1vs1の強さ、ボール奪取力の高さは今大会でも最高クラスと言えるかもしれない。
(途中出場)
■No.6 ビクトリーノ 【CB】 5.5
後半からゴディンに代わって出場。ゴディンの45分が素晴らしかったこともあり、彼の45分はやや物足りなかった。
■No.14 ロデイロ 【LH】 -
74分からA・ペレイラに代わって出場。
■No.20 A・フェルナンデス 【CB】 -
84分からスアレスに代わって出場。