下記は、日本戦に出場した、パラグアイ代表の出場選手を個別に評価したものである。

■No.1 ビジャル 【GK】 6.0

難しいプレーは少なかったが確実に応対し、キャプテンとしてチームを鼓舞した。

■No.3 モレル・ロドリゲス 【LB】 6.5

果敢なオーバーラップでチャンスを作り、精度の高いセットプレーで日本守備陣に脅威を与えた。

■No.6 ボネ 【RB】 5.5

引かれた展開でオーバーラップの機会はあまりなかったが、守備の集中は切らさなかった。

■No.9 サンタクルス 【FT】 5.5

ハードワークやボールキープなど、ややゴールから離れた位置での仕事に精を出したが怖さはなかった。

■No.10 ベニテス 【LH】 5.0

序盤は持ち前のスピードで主導権を握ったが、継続して発揮できずに途中交代。

■No.13 ベラ 【RH】 5.5

120分惜しみなく走ったが、引いた日本を崩す技術を持ち合わせなかった。

■No.14 ダ・シルバ 【CB】 7.0

我慢を強いられる展開のなか集中を切らさず、粘り強く老獪な守備で本田に決定的な仕事をさせなかった。

■No.16 リベロス 【DH】 6.0

全体としては目立たなかったが、稀有な感覚、絶妙なタイミングでの飛び出しは光った。

■No.19 バリオス 【FT】 6.0

前半、巧みなボールコントロールから決定機を迎えたが、シュートは川島に阻まれた。ゴールは奪えなかったが高度な技術と抜け目ないポジション取りで日本を苦しめた。

■No.20 オルティゴサ 【DH】 5.0

累積警告で出場停止のビクトル・カセレスの代役として初先発。守備面では頑張りを見せたが、中盤で余裕をもってボールを持てたにも関わらずパスの精度を欠いた。

■No.21 アルカラス 【CB】 6.5

ビルドアップの段階でパスミスはあったが、守備面では日本に大きなチャンスを与えなかった。

(途中出場)


■No.18 アエド=バルデス 【LH】 6.5

怪我との報道もありベンチスタートとなったが、出場間もなく持ち前の闘志を前面に押し出し、アグレッシブに動き回って日本を撹乱。後半に巧みなトラップで決定機も作ったが、得点は決められず。

■No.8 バレト 【RH/CH】 6.0

試合のなかで得意のキックでの見せ場は無かったが、ゴール前に飛び込む動きで積極性を示した。PK戦では最初のキッカーを任されたが確実に決め、チームに勢いをもたらした。

■No.7 カルドソ 【FT】 5.5

終盤に空中戦要因として投入されるも見せ場は無かったが、チームをベスト8へ導く最後のPKを落ち着いて決めた。