下記は、パラグアイ戦に出場した、日本代表選手を個別に評価したものである。
■No.2 阿部 【DH】 6.0
攻撃面では期待できなかったが、守備面では安全であることを意識した献身的なプレーをした。後半は戦術的なものもあり交代した。
■No.3 駒野 【RB】 5.5
PKのことよりも後半右サイドのスペースを相手に何度も使われていたことが悔やまれる。
■No.4 闘莉王 【CB】 6.0
守備だけでなく、セットプレーで何度も顔を出し相手ゴールを脅かした。
■No.5 長友佑都 【LB】 6.5
時に右サイドへ顔をだし、攻撃面でも顔を出すなどいつも以上に豊富な運動量を見せた。
■No.7 遠藤 【CH】 5.5
今回のW杯での評価を覆す緩慢な守備からカウンターを招くなどもったいないシーンが。
■No.8 松井 【RH】 5.5
センターライン付近でドリブルをして何度か奪われるやってはいけない判断ミスはあったが、カメルーン戦を思い起こさせるワンフェイクからのクロスは彼の真骨頂に。
■No.16 大久保嘉人 【LH】 5.5
主に守備に追われた。FW登録ながら守備は素晴らしいが、押し込まれる試合展開もあり攻撃面ではダ・シルバらに苦戦。いつもの動きはできなかった。
■No.17 長谷部 【CH】 6.0
ドイツでの経験がいきたのか、ドイツで活躍するパラグアイの攻撃陣を前に“いつも通り”をこなした。
■No.18 本田 【FT】 6.0
屈強で狡猾なパラグアイDFを前に速いパス、高いパスをキープできる可能性があるのは日本では彼ぐらいだった。
■No.21 川島永嗣 【GK】 6.5
DFラインとの連携で幾つかミスはあったが、1vs1でまさしく壁となった。
■No.22 中澤佑二 【CB】 6.5
彼はイタリア人の血を飲んだのだろうか?決定的なシーンを間一髪のスライディングで防ぎ、“オカナチオ”を支えた。
(途中出場)
■No.9 岡崎慎司 【RH】 5.0
パラグアイDFの前に苦戦を強いられた。
■No.14 中村憲剛 【CH】 6.5
初の出場ながら、キープ、シュートなど前への意識が高く、戦う姿勢を見事に見せた。
■No.11 玉田圭司 【LH】 5.0
延長戦で得たチャンスでパス。4年前のブラジル戦を忘れてしまったのだろうか。