かねてからレアル・マドリーへの復帰を望んでいることを公にし、今冬にはその夢が叶うかに思われたルート・ファン・ニステルローイだが、所属クラブのハンブルガーSVがマドリーが提示した移籍金を退けたことでどうやら話は暗礁に乗り上げたようだ。しかし、元オランダ代表FWは夢を捨てきれない様で『AS』紙にその思いを語った。

「ベルナベウでおれのサッカーキャリアを締めくくりたいんだ。お金のことなんでどうでもいい」

彼は、なんとかこの移籍を実現するために「必要な移籍金の半分を自身で肩代わりする」という代案をハンブルガーSVのフロントに提示したとも言われているが、当クラブCEOであるベルント・ホフマンは「もし、選手が我々との契約を破ったら、我々は国際裁判にこの話を持ち出すことになるだろう」と強行姿勢をアピールしている。

(筆:Qoly編集部 T)

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