フィオレンティーナのDFチェーザレ・ナターリが、10日のミラン戦で負った怪我からの復帰に7~10日を要することが判明。今週末行われるユヴェントス戦を欠場することとなった。2月中旬以降コンスタントに先発出場を続けていたナターリの離脱。これによりミハイロヴィッチ監督は、ユヴェントス戦で誰をガンベリーニの隣で起用するのかを考えなければならない。

そこで有力なのが、先日のミラン戦でナターリに代わり投入されたペア・クロルドルップ。デンマーク代表クラスのこのDFは、実力は勿論のこと経験も豊富で、確実に計算の出来るCBである。もう一人起用の可能性があるのが、現在18歳ながらU-21イタリア代表にも名を連ねるミケーレ・カンポレーゼ、フィオレンティーナ・プリマヴェーラが輩出した期待の逸材だ。カンポレーゼはここまでカンピオナートに9試合出場しているが、その内7試合が先発出場と十分に戦力として考えられている。さらに、カンポレーゼがセリエA初先発を飾ったのが第14節、丁度今週末の相手と同じユヴェントスであったことも指揮官の頭の片隅にあるだろう。

「経験と安定のクロルドルップ」と「若さとポテンシャルのカンポレーゼ」。宿敵ユヴェントスとの重要な一戦でどちらの選手をチョイスするのか、ミハイロヴィッチ監督の選択に注目が集まる。

(筆:Qoly編集部 M)


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