{module [128]}
2011年12月9日(金) - ジャワハルラール・ネルー・スタジアム(デリー)
Afghanistan
1
0-0
0-0
ex.1-0
0
Nepal
アレズー
101'
得点者




アフガニスタンとネパール、アウトサイダー同士の準決勝第2戦は延長にまで持ち込まれる死闘となった。互いに自分たちの強みを生かすためのプレーを行い、一進一退の内容。どちらが勝ってもおかしくはなかったが、運に恵まれたアフガニスタンがチャンスをものにした格好である。

より試合を支配しにかかったのは、俗に言う「良いサッカー」をするネパールである。ポジションチェンジを多用してテンポの速い展開をし、精力的なプレスで中盤を支配して攻めに掛かる。先日の頭部負傷でシュレスタが欠場、そしてややコンディションが落ちていたビジャイ・グルンがサブということでややゲームメイクが劣化していたが、チームの「形」は崩れていなかった。

立ち上がりは特に優勢に試合を進め、17分にはセットプレーを基点にピンボールのように立て続けにチャンスを作り出したが、決定力を欠いて得点ならず。

20分が過ぎて試合がやや落ち着いてくると、今度はアフガニスタンの「良さ」も見られる展開に。彼らの今日の戦術は徹底したロングボール攻勢であった。体格や身体能力で劣るネパールに対して、シンプルに自分たちの強みを生かす選択である。一発で前線に収めれば、相手の中盤を一旦押し下げることも出来る。

35分には高い位置でボールを奪ったマシュリキからのクロスをサンジャールが落とし、ゴール前でアレズーが完全にフリーで待っていたが、シュートをGKに当ててしまう。44分にもアレズーはイスラフィルのFKをヘディングで叩くチャンスを得たが、大きくバウンドさせてしまいクロスバーに弾かれた。

後半も同じようにお互いのスタイルを出し合う展開。しかしやはりお互いにゴールを奪うことが出来ず、スコアレスのままで90分を消化。試合は延長戦に持ち込まれた。

試合がようやく動いたのは101分。サンジャールが前線でボールを収め、敵に囲まれながらヒールパスで裏に送る。それに反応したアレズーが左サイド寄りに抜け出し、角度が乏しいところから見事なシュートを決めて先制。これが結局決勝点となり、アフガニスタンがファイナルに駒を進めた。

順位表


(筆:Qoly編集部 K)

{module [126]}
{module [123]}
{module [125]}

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい