今季の移籍市場ではパリSGからの高額オファーを受け取ったと言われ、レアル・マドリーからの退団説が有力となってきているカカだが、自身もその将来について熟考しているようだ。スペインの『Marca』が伝えた。

同メディアによると、カカは、2014年に母国で開催されるW杯のブラジル代表メンバー入りを熱望しているが、マノ・メネゼス監督は所属クラブで定期的に出場している選手、活躍している選手を招集することから、「マドリーを離れるべきではないか」と真剣に検討。ジョゼ・モウリーニョ監督やフロレンティーノ・ペレス会長からは厚い信頼を得ているが、自身の将来を考慮し、シーズン終了後には他クラブからのオファーに応じる構えを見せているとのことだ。

だが、仮にレアル・マドリーを離れることになった場合は、「ミラン時代の恩師であるカルロ・アンチェロッティや同胞のレオナルドが首脳陣に名を連ねるパリSGが濃厚」と目されている一方で、「トッテナムやチェルシーも獲得に動くのではないか」とも報じられた時期もあり、その行く末は不透明のまま。無論、残留の線も消えたわけではなく、今夏の移籍市場でも引き続き様々な話題を提供することになるだろう。

(筆:Qoly編集部 T)

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