2. ユルゲン・コーラー(1995-2002)
世界に名立たるストライカーを徹底マークで苦しめ、相手チームからはとにかく憎まれた「鋼のストッパー」。ヴァルドーフ・マンハイム、ケルン、ユヴェントスを経て、1995年にドルトムントへ移籍。加入初年度からレギュラーポジションを確保すると、2001/02シーズンまでプレーした。現在は、サッカー界の第一線から身を引いているが、ドイツ11部にあるアレマニア・アデンドルフでは46歳を過ぎてもゲームに出場するなど、“現役生活"を楽しんでいる。
1. マティアス・ザマー(1993-1998)
言わずと知れた、ドイツのサッカー史を代表する伝説的リベロ。若き頃はセントラルミッドフィルダーとして名を馳せたが、年齢を重ねるにつれてポジションを後ろに下げ、ワールドクラスの攻撃的リベロとして大成。ディフェンダーとしての能力の高さはもちろんのこと、高い展開力と積極的な攻撃参加で、全盛期にはローター・マテウスやフランツ・ベッケンバウアーとも比較された。また、数少ない“ディフェンダー出身のバロンドーラー"としても有名で、クラブではマイスターシャーレ 獲得、代表ではEURO制覇を経験した1996年に欧州最優秀選手の称号を得ている。