「最高の組み合わせだ」
4月24日、ロンドン五輪サッカー競技の組み合わせ抽選が行われた。韓国はスイス、ガボン、メキシコと同じグループBに入ることとなった。
スポーツソウルが各界の反応を掲載しており、それを紹介したい。
イ・ヨンス世宗大学校教授:
「最高の組み合わせだ。トップシードの中では一番望んでいた相手に当たった。開催国のイギリスを避け、ブラジル、スペインではなく一番無難なメキシコとの対戦となった。オリンピックは国の名前で評価しなければならないところはあるが、スイスやガボンとは十分にやれるだろう。
今後どのように準備するかが重要だ。ホン・ミョンボ監督は18人のメンバー選考とオーバーエイジ枠の活用について効率的に決定していかなければならない。初戦が一番重要だ。最初がメキシコというのは負担になるかもしれないが、全てを賭けて望むべきだ。4チームでのグループリーグは最終戦まで結果は分からない」
シン・ムンソン明知大学校教授:
「ガボンを最も警戒すべきだ。メキシコとはこれまでも善戦しており、彼らのプレースタイルは我々が十分に相手に出来るものだ。スイスも、欧州諸国の中では我々が技術的に大きく劣ることのない相手だ。
むしろ未知数のパワーを持っているガボンは注意すべきだ。韓国は主要な大会でアフリカのチームに苦戦した経験がある。残りの時間はガボンの分析を徹底的に行わなければならない。
そういう点では、ガボンと第3戦目で当たることが出来るのは幸運だ。2試合分のデータが手に入り、戦術的に備えることが出来るからだ。
今回の韓国五輪代表チームは史上最強だ。良く準備すれば最良の結果を得る事が出来る」
キム・ホゴン蔚山現代監督:
「初戦を勝利することが最も重要だ。それ以外はない。その観点から見れば、過去に勝利したことがあるメキシコと初戦を戦えるのは幸いだ。A代表と異なり、五輪では単に成績だけで判断できない。相手の分析をしっかり行うことが重要である。
海外で行う場合、食べ物や移動距離、気候などが影響することがあるが、イギリスはインフラが整っており、練習や生活で困難は少ないだろう。
現五輪代表選手は試合経験が多く、本大会でも負担はないだろう。ベスト8以上の成績を残すことが出来ると考える」
(筆:Qoly編集部 K)