ピルロの後継者はペスカーラ残留で決着

ユヴェントス、ローマ、ナポリなどが獲得に興味を示してきたマルコ・ヴェラッティのペスカーラ残留が正式に決定した。

来季からセリエAに昇格するペスカーラ。19歳のヴェラッティは「新しいアンドレア・ピルロ」として注目を集めており、チェーザレ・プランデッリ監督もEURO2012のイタリア代表候補として大会直前にチームに招集されるなどビッグクラブへと移籍するのではないかと噂されていた。

実際にユヴェントスとの交渉は数週間に渡って行われており、ナポリも獲得を狙って交渉をスタートしたばかりであったが、選手、クラブの双方から残留を表明することで移籍の噂に終止符が打たれた。ヴェラッティ本人はFacebook上で以下の様に書き込んでいる。

「僕はペスカーラに残り、クラブとの契約を尊重する。どのクラブとも誰とも合意していない。これでセリエAのことだけに集中できる!」

クラブも同時にオフィシャルサイトでヴェラッティの残留を明らかにしている。

「今朝ペスカーラの経営陣はマルコ・ヴェラッティと彼の代理人と会いました。ミーティングにおいて選手は1月に新しい契約を結んだため4年契約を守り、ビアンコアッズーリに残りたい思っている事を明かしてくれました。選手の意思を考慮し、ペスカーラはMFをマーケットから完全に外す事をお伝えします」

(筆:Qoly編集部 L)

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