監督としてもチャンピオンズリーグ制覇を目指すことが新しい夢

現役を引退し監督になることを決めた元イタリア代表のフィリッポ・インザーギは、新しい経験への準備ができているようだ。

現役続行か現役引退かで悩んでいたインザーギはキャリアに終止符を打つ事を決断。現地時間の24日に引退を発表すると共に、ミランの下部組織の監督に就任。2006年の世界王者の1人はU-17の監督として次代のスーパースターの育成に挑む事になる。

「ハッピーだよ。私はキャリアの中で成し遂げる事を本当に愛していたけど、今日はフットボーラーとしてキャリアは充分だと言わなければならない。今、新しい冒険が始まる。ミランから離れることは難しかったよ。選手として続けるようにオファーをくれたクラブには感謝したい。ミランから去る事ができなかったから他のどこでもプレーすることができなかった」

「イングランドからは提案を受けていたし、とても考えさせられたよ。しかし、最終的にはミランとの関係は何があろうとも続けなければいけないと思ったんだ。ミランで終えた自分の物語は最高の終わり方だと思う。最後の試合でゴールを決めてね。パーフェクトさ。今は自分の人生の新しいチャプターが始まろうとしている。選手としてミランでチャンピオンズリーグを勝ち取る事を夢見ていたけど、もしかしたらアンチェロッティの様に監督としても勝てるかもしれないね」

「それが今の夢さ。プレーを始めた頃、チャンピオンズリーグを選手として制覇するを望んでいたし、成し遂げたよ。今はコーチとして勝ち取りたい。自分の未来はミランのシャツと固く結ばれていて、赤と黒の色は自分に多くのものを与えてくれている。だから他のクラブのシャツを着ることは難しかったよ。これからは新しい経験になるんだ。決めるのは難しかったけど、美しいものにでさえ終わりはやってくるんだ。脚本を書くとすれば、ミランで終わった自分のキャリアと同じような事を書くだろうね。キャリアの最後の試合に、ホームのスタジアムで、応援してくれる人々の前で、最後のゴールを決めるってね」

(筆:Qoly編集部 N)

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