スポルティングがまたも勝利できず、10位に沈む

10月29日、ポルトガル・リーガ・ゾン・サグレス第7節の残り1試合が開催された。

今月4日にサ・ピント前監督を解任したスポルティングは、先日フランキー・ヴェルカウテレン新監督の招聘を発表。それによって今週がオセアノ暫定監督が指揮する最後の試合となったが、アカデミカ・コインブラを相手に苦戦し、スコアレスドローに終わった。

序盤こそファン・ウォルフスウィンケルが縦に飛び出しそうな場面があったが、ラインを下げられてしまい、外に追いやられた。ターゲットがファン・ウォルフスウィンケルのみという可能性のないクロスで終わる場面が頻発。後半は前により人数を入れて連携で崩すという意図も生まれ、58分にイズマイロフが入ってからは彼がそれを強化したが、いくつか訪れたチャンスをゴールに結びつけられなかった。

アカデミカはアウェイでの引き分けと結果は出したが、勝てる内容だっただけにやや勿体なかった。前半はウイングにボールが入るがサポートが少なく、攻撃がスローダウン。後半はそれを克服し、相手がより攻撃的になったためのカウンターチャンスも獲得したが、こちらもチャンスを生かせなかった。

なお元G大阪のアフォンソは右ウイングとして先発出場を果たしたが、目立った活躍が出来ず65分にウィルソン・エドゥアルドと交代しピッチを去った。

(筆:Qoly編集部 K)

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